2022年 12月 20日
今年も年末、鯖寿司お届けします! |
鯖寿司の食べ頃のお話。
今年も年末に鯖寿司の宅配を致しますが、
"常温保存、冷蔵庫には入れないで下さいね!"と
"食べ頃は次の日ですよー"と、
お伝えしています☺️
冷蔵庫に入れると、ご飯が固くなりますし、
大事な発酵が促されなくなってしまいます。
お届けの次の日が食べ頃なら、
その日に届けてもらえたら…とのお声も頂きますが、
私共としては乳酸発酵の力をより感じて頂きたい、との思いが、実はございます。
お届けの日も、
もちろん美味しく召し上がれます。
浅めの発酵で、シメサバ、赤酢のご飯、
それぞれの美味しいさ。握りのおすしに近い感覚。
次の日になると、発酵が進み、乳酸も増え、
旨味、複雑性が増します。
もし出来れば、2日に分けて食べ比べて頂き、
この違いを肌で感じ、発酵って凄い!面白い!と思って頂ければ…楽しいかなと思っています。
発酵が進まない方が好き、という方も
もちろんいらっしゃると思います。
置いておけば置くほど、美味しくなるのか…といえば、そういうものでもありません。
ひと月程、常温で置いておきましたが、
腐敗する事はなく、食べる事も出来ました。
ただ、鯖もご飯も同じ味に😳
鯖とご飯の間を微生物が行ったり来たりして
味が一体化したのでしょうか?
鯖寿司とは別物になってしまいましたが、
発酵の神秘?を感じます。
発酵と腐敗は表裏一体。
雑菌が繁殖しないよう、包丁、まな板、
切り口の衛生管理、
なるべく空気に触れたままにならないよう、
ぴったりラップをする、
暖房の温風が直接当たらないようにするなど
ご注意下さい!
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by takanomesi
| 2022-12-20 12:11
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