2024年 11月 30日
今年の新米を実食❗️ |
前回のブログの続きになります
https://takanomesi.exblog.jp/34305135/
令和6年の新米(長野県産天日干しコシヒカリ)
が届きましたので実食です!
まずは、しゃもじを入れた時の
"ずっしり"感に驚く!
水分が多いのでしょう
だいぶ水を少なめに炊きましたが…
もちろん、規定以上にお米に水分量がある訳ではないので、お米自体の密度が高いのかもしれません
食味は、口に入れ途端に甘味が口の中に広がり
食感はもちもち。
質の良い甘みで、心地よい後味があるが、
熟成米に比べると、余韻が短く、味の構成要素が
単調に感じる。
どのお米もそうですが、年を越した辺りから
味わいも落ち着いてくるので、
その頃にもう一度、確認。
そして、お米屋さんの蔵で、
すやすや寝かして頂き
お店で登場するのは、1〜2年後。
ポテンシャル充分なので、美味しい"熟成米"となって、
お目見えするでしょう!
新米と言いますと、
九州などから出てくる"超早場米"などは
7,8月に出荷されてきます。
この早場米が今年はあまり流通しなかった事も
『令和の米騒動』に拍車をかけた一因とも
言われています
早場米から遅れる事、3〜4ヶ月して、
この天日干しのお米が出荷されました。
乾燥に時間がかかる事に加え、
高温障害を避ける為に、田植えの時期を
ずらしたりしているそうなので
この時期の入荷になりました
さて、
新米が出回り、スーパーのお米の棚が
空になる…という『令和の米騒動』は
落ち着いたように見えますが、
騒動の根本的解決がなされた訳ではありません。
弊店でもお客様にご説明していることが
時々あったかと思いますが、
生産者の高齢化はいよいよ深刻な時期に
差し掛かっています
もしこのまま新たな担い手を繋げなかったら、
この様なお米は作れなくなりますし、
国の食料自給率も更に落ちると確信します。
偉そうなことを言うんじゃないと
思われるかとも思います。
その様な中、私どもが出来る事は、
美味しさの引き出し方を考えぬく事
米の炊き方や、米の使い道、
米の価値を向上できればと考えています
家でできるおいしい実現するために、
お鍋の開発や
既に持っておられる電気炊飯器の
活用法お伝えしてきています
今回の『令和の米騒動』において
米がなければパンでいいでしょ…
とはならなかったと思います
日本人は、米を大事に食べていくことが
見直されなくてはいけないと
本当に思っております
by takanomesi
| 2024-11-30 12:50
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