2つのごはん釜 『亶‐SEN』と『金しゃり釜』 |
先のブログでもお伝えしましたが
この秋、メーカーとの共同開発の“
2つのごはん釜”『亶‐SEN』 『金しゃり釜』
が発売になりました!
高野は15年目に入っておりますが、開店当初より、
白米を”コースのメインディッシュ”としてご提供してきました。
味のついたご飯も美味しいですが
和食の根幹をなす白米の味わいを大事にしたいと思ったからです。
「白米に美味しい不味いってあるの?」と感じている世代?もあるようで
そんな話を聞くと、余計にその意義を感じます。
(以前の記事もお立ち寄りください
https://takanomesi.exblog.jp/24032599/)
美味しいごはんは
良いお米(農家さん)、良い保存と良い精米(お米屋さん)
そして、良い炊飯があって初めて出来上がるものと考えます。
私共が担うのは良い炊飯。
・せっかく高いお米を買ったのに、何だか美味しくない…
・お鍋でご飯を炊いているけど、いつもばらつく、一定にならない…
・直火炊きの方が美味しいのは分かっているけど、難しそう…
その様な声をよく耳にします。
何の器材で、どの様に炊飯するかで、出来上がりは変わってしまいます。
炊飯は煮る、蒸す、焼くという工程を、蓋を開けずに、
音、匂い、湯気の出方で、釜の中の状態を判断するという、
実は料理人でも、いつも一定に炊くのは難しい作業です。
そこで、蓋の中央の穴から大きな泡が出るよう火加減を調節する事で
誰でも炊飯職人になれるごはん釜を研究開発いたしました。
この”鼻ちょうちん泡”がポイント‼!!
電気炊飯器の様な、ボタン一つの簡単さはないですが
少し手間をかけるからこそ得られる
炊飯の楽しさ、蓋を開ける時のワクワク感
そして白米の美味しさを味わって頂きたいと
切に思っております
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名 称 | 亶—SEN | 金しゃり釜 |
素 材 | 土 鍋(四日市萬古焼) | アルミ(高岡鋳物) |
大きさ | 3合炊き 直径:225mm/高さ:160mm 容量:2.0L | 2.5合〜3合炊き 直径:243mm/高さ:150mm 容量:1.8L |
特 徴 |
・手作り感がありながら、従来品では 出来なかった精密性のある土鍋 | ・炊き上りはしゃっきりもっちり ・アルミでも陶器以上の遠赤効果 ・ガスコンロ自動炊飯モード対応 ・土鍋の様なフォルム |
・取っ手から出る泡が美味しい火加減教える ・全体に均一に火が入る構造 熱効率がよく、省エネ釜 | ||
製造販売元 |
(三重県四日市市) | 株式会社砺波商店 (富山県高岡市) |
価 格 |
| 29,800円(税抜) |
購入先 |
| 伝統工芸青山スクエア・アマゾン等 |
あの時開発中だったごはん鍋がとうとう出来上がったのですね!お話を聞いていたので私も感慨深いです。本当に良かったですね!
また伺いたいと思いながらなかなか果たせないでいますが、2つの鍋で炊いたとびきりのごはんを食べ比べてみたいです。
コメントありがとうございます。
お陰様で、アルミと土鍋、両方同時期に発売する事が出来ました。
両方、同じ理念の元に作られた釜ですが
食感、味わいに少々違いがございます。
弊店でも貸し切りの際などに、食べ比べて頂く事がありますが
土鍋派、アルミ派、ぱっきり分かれるところではあります。
小さい時から慣れ親しんでいるご飯だからこそ
皆様色々思い入れもあり、改めて興味深い食材だと感じた次第です。
今後は様々な観点からの食べ比べも含め、
炊飯の疑問についてお話しし合う会も開いていくつもりでおります(^^)